©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
ソロのタランタが、ハレオ・エストレメーニョへとつながるオープニング。
ベースとのジャズフュージョン風もしくは映画音楽風のテーマをへてブレリア。
ソレアからはじまるアルゼンチンタンゴ。
パット・メセニー風ブレリア。
フラメンコのタンゴはモレニート・デ・イジョラ、シモン、インゲータら歌い手たちが
カマロンのレトラをうたいつぐ、カマロンへのオマージュ。
十八番のブレリアは過去のいろんな曲のコラージュ。
トマテのブレリアはやっぱいい。リズムが玉になって迫ってくるような感じ。
最後はホセ・マジャが踊るポプリ。
ソレア・ポル・ブレリアにはじまりタンゴ、ブレリア、シギリージャという詰め合わせ。
©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
アンコールでは息子がギターを弾いてデビュー。
孫も踊った。トマテ家はこうしてアルテをつなげていくのだろう。
なおこの日のプログラムには共演者名も曲名もいっさいなし。
第2ギターのクリスティとか、ベースのマカとか、パーカッションのルキ・ロサーダとか
だいたいわかるけど、トマテのメンバー紹介も拍手でききとれず、パルメーロの名が不明。
うーん。
23時半からはオテル・トリアーナでエストレマドゥーラの夜。
1部はミゲル・デ・テナ、ペドロ・シンタ、ペドロ・ペラルタ、
エステル・メリノ、ラケル・カンテーロと若手たち。
2部のベテラン勢がすごかった。
レメディオス・アマジャの叔父、アレハンドロ・ベガをはじめ
映画「ベンゴ」で鮮烈な印象を残したラ・カイータ、
エル・マダレーナ、エル・ビエヒーノ、パウロ・モリーナという歌い手陣。
そしてバイレのエル・ペレグリーノ!
©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
コンパス感、いいところにすっときめるセンス。
なにをとってもめちゃプーロ。
歌もタンゴ・エストレメーニョにハレオと
エストレマドゥーラ・ホンド・プーロ・イ・ドゥーロ。
思いがけなくめっちゃいいものをみさせてもらいました。
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