©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
ギタリスト、ニーニョ・デ・プーラの「フラメンコ・プーラ」
まだ録音していないという新曲中心の1時間半。
ソロのグラナイーナ。最後カホンが登場しファンダンゴのリズムでしめる。
やはりソロでソレア。これも最後カホンでリズムをあげてしめる。
アレグリアスはグループで。
ビセンテ・アミーゴのグループのパチはパーカッションのかたわらボーカルもつとめるが
あまりに高音すぎ、苦しそう。
アグスティン・エンケのカホン、第2ギターだがベースもひくフアン・マリア・レアル、
カンテは去年ラ・ウニオンのコンクールで優勝したチュルンバケ、
パルマはマリア・ホセ・アルバレスとバイラオールのダビ・ペレス。
にぎやかなアレグリアスでもりあがったかと思うと
カンテソロ2曲。
再びソレア、という選曲はどうなんだろう。アバンドラオに続く。
伴奏でも得意のピカードで華をそえるというものの
ギターコンサートに必要だったかは疑問。
チュルンバケ自身もグループでちょこっと歌ったときの方がよかったような。
続くファルーカのファンタジーは踊りがはいる。
ブレリアス。そしてファンダンゴスでおしまい。
ニーニョ・デ・プーラは得意のめちゃ早いピカードをはじめ、
テクニックのあるギタリスト。
でも曲の構成や、メロディなどは好みがわかれるところだろう。
同時刻に開演のロペ・デ・ベガ劇場ではベテラン・カンタオール二人が登場。
ホセ・メネセと
©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
アグヘータ©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
メネセが腕をつっているのは数ヶ月前に転んで痛めたせいだとか。
また23時半からは万博会場内のオーディトリオでキコ・ベネノ
©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
カタルーニャのルンバの帝王ペレ©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
とチーチョスのコンサートもありました。
でも私は深夜1時からオフ・ビエナル「ポル・ドス・レトラス」を、
トリアーナのサラ・カチョッロで。
初代ビエナル監督で詩人のホセ・ルイス・オルティス・ヌエボが
カディスのカンタオール、ペリコン・デ・カディスの聞き語りを自らまとめた
「ミル・イ・ウナ・イストリアス・デ・ペリコン・デ・カディス(ペリコン千一話)」をもとにペパ・ガンボアの演出でつくりあげた一人舞台。
ペドロ・バラガンのギターをバックにわたしたちを市民戦争前後のカディスに、
フラメンコの世界へつれていく。
スペイン語堪能な人にぜひおすすめ。抱腹絶倒まちがいなし。
今日も深夜1時から公演あります。
あ、セビージャにいない人はぜひ本を!
0 件のコメント:
コメントを投稿