2010年10月10日日曜日

パコ・デ・ルシア 閉幕公演

そして神が舞い降りた。


 ©Luis Castilla/Bienal de Flamenco

第16回ビエナル・デ・フラメンコの閉幕を飾ったんは
パコ・デ・ルシアのコンサート

ミネーラからシルヤブのモチーフを経てファンダンゴへ
アルバム「コシータス・ブエナス」のソレア・ポル・ブレリア
アレグリアス
愛のうた、からボラールへ
躍り出たファルーがすごかった。
7月のときよりもずっとずっとよくて
すごみのようなものまで感じさせる出来。
滅多に拍手をしない記者たちもそろって拍手。

15分間の休憩をはさんで
タンギージョのリズムからタンゴ「パレンケ」
シギリージャ「カンパナス・デル・アルバ」
へとつながるポプリ

ファルーのシギリージャからタンゴ、ブレリアへとつなぐ
バイレも最高!
祖父ファルーコを思わせる瞬間もあった

©Luis Castilla/Bienal de Flamenco

おなじみ「シルヤブ」でフィナーレを迎え
アンコール

そしてお楽しみはそのあとにも。
コルドバに続きファルーコの弟カルペータが登場
マイク無しの伴奏、伴唱で
ブレリアを
そこに兄も加わって…
©Luis Castilla/Bienal de Flamenco


25日間30公演以上みてきたわけだけど
このフィン・デ・フィエスタは
その中でも最高の瞬間のひとつだった。

フラメンコはこうして受け継がれていくのだ
ビエナルは幕を閉じても
フラメンコは終わることのない
永遠のアルテなのだ

©Luis Castilla/Bienal de Flamenco
©Luis Castilla/Bienal de Flamenco


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